頭が良くなる薬

頭を良くするための薬はいくつか市販されています。これらは飲んだだけで劇的に頭が良くなるというものではもちろんなく、どちらかというとスムーズな学習が行えたり脳の環境を整え最大限の脳機能を引き出す、つまり乱暴に言えば脳にベストを尽くさせるための薬といえるでしょう。

 

これらの薬はいずれも有効成分として神経伝達物質を配合していたり、脳内の神経伝達物質に作用する物質を配合したりしています。

 

具体的には脳の不必要な興奮を抑えてよりよい集中力や知識の定着力を引き出したり、脳の血管を拡張し脳内の情報交換を活性化させたりするのです。頭が良くなるというよりは、頭が良くなりやすくなる薬と言うべきでしょうか。

 

代表的な薬としてピラセタムがあります。ピラセタムは長い歴史のある薬で臨床試験のデータも膨大にあり、確かな効果と安全性の高さが評価されています。

 

特に失語症の改善作用は特筆すべきものがあり、失語症患者のみならず右脳と左脳の情報交換を活性化する強い働きが得られるとされています。

 

またこの薬は安全性が極めて高いことも評価されている一因であり、ほぼ完璧に腎臓で分解・排泄されるため、体内に留まり続ける危険がなく、実際に長い歴史を持ちながら副作用の報告はほとんどありません。

 

他にも脳機能を全体的に向上させるコリン、脳の効率の良い栄養素が補給できるハイアーマインドなど、脳機能を高める薬は数多くあります。どれも基本的には緩やかな効果を得られる物で、ある程度の期間飲み続ける必要があるため、安全性を第一に考えて選択する必要があります。